理学療法士が肩こりを解説~肩こりになりやすい姿勢と環境~

多くの人に経験がある「肩こり」。特に女性で肩こりに悩んでいる人は非常に多く、症状の訴えの中でも上位にあり女性の敵と言えますね。

私も一度リハビリをしていて肩こりに悩まされました。肩の重だるさとイライラが常にあり仕事に集中できなくてしんどかったです(涙)

ここではそんな「肩こり」について解説していきます。

  • 肩こりとは?
  • 肩こりの要因
  • 肩こりの解消法

肩こりとは?

実は肩こりの定義や病態、治療はしっかりとした根拠が示されていないんです。なぜかと言うとみんな「肩こりで病院に行かない」からです。まだ不明な点もありはっきりとしてない部分もありますが、現時点で分かっている事について書いていきますね。

肩こりを一言でいうと

後頭部から肩周囲の筋の緊張による、不快感・違和感・鈍痛などの症状、愁訴

といった感じになります。

緊張が高いことで、毛細血管が圧迫され血液循環が停滞し、感覚受容器を刺激することで不快感・鈍痛などを感じるようになります。また、長期的になると交感神経を興奮させ、さらなる緊張亢進や血管収縮を促し慢性痛となります。

”こり”を感じる部位は①肩上部 ②後頭部 ③肩甲間部の順に多いと言われています。肩甲間部とは肩甲骨と肩甲骨のあいだの部位を指します。

肩こりの要因

肩こりの要因は3つに分けられます。

  • 身体的要因
  • 心理的要因
  • 社会的要因

身体的要因姿勢の影響が強いとされてます。悪い姿勢をとることで肩こりになりますがどんな姿勢が悪いのか。それは同一姿勢です。

同一姿勢とはずっと同じ姿勢をとり続けることで、代表的なのもがデスクワークやゲーム、スマホを長時間することで同一姿勢の時間が増えて肩こりとなります。

同一姿勢がなぜ悪いかというと上で説明した筋の緊張が高まることで痛みを発症するからです。筋は動かすことによって血液循環が良くなり正常な状態を保つことができます。

同一姿勢により緊張が高まった筋は血流が悪くなり痛みを感じ、その痛みでさらに緊張が高まるという負の連鎖が起こり症状がどんどん悪くなっていきます。

心理的要因・社会的要因で重要となってくるのがストレスです。肩こりを持っている人とそうでない人を比較したときに特徴があります。それは肩こりを持っている人ほど、自覚的ストレスが強い、不安感を強く感じているということです。

特に「仕事を大変だと感じている人」「家庭に不満がある人」がより大きいストレスを感じてい肩こりをかかえているとされています。ストレス軽減には運動笑うなどが効果的であると言われてますね。

仕事場や家庭の複雑な人間関係・環境は簡単に変えることは難しそうですね。こういったところは自分自身の心の持ちようによってある程度コントロールできるといわれています。

ストレス軽減や心のコントロールに関してはこれからの記事で解説していきたいと思います。

肩こりの解消法

肩こりの要因として姿勢・ストレスが挙げられましたが、ここでは理学療法士らしく姿勢の改善を目的とした肩こり解消法を解説していきます。

同一姿勢が痛みを起こすと説明しましたが、どのような姿勢で同一姿勢を取りやすいかというと、

頭が体より前に出ている(頭部前方変位)、肩が丸まっている(肩甲骨前傾外転位)、背中が丸まっている(胸椎過後彎位)です。

これらのマルアライメントが一時的でしっかりと正しい位置に戻すことができれば問題ないですが肩こりがある人はこの姿勢でずっと生活してしまっています。

<a href="https://jp.freepik.com/free-photos-vectors/woman">Nikitabuida - jp.freepik.com によって作成された woman 写真</a>
Young woman with defective bearing position on white

このようなマルアライメントを改善するにはストレッチポールを用いたエクササイズがおすすめです。

ストレッチポールでは頭部・肩甲骨・胸椎の理想的な位置へ修正ができます。やり方も簡単でポールの上に寝転がるだけで効果があります。

寝た状態でのエクササイズもあり、簡単にでき姿勢を改善することができます。

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takuya
動作の専門家理学療法士(国家資格)、野球トレーナー 臨床8年目の理学療法士 野球選手・保護者・指導者に向けてより正確な野球の知識を発信します 【自己紹介】 ・スポーツリハ専門の理学療法士 ・高校硬式野球部トレーナーとして活動中 ・年間を通して野球の障害予防をテーマに活動中